支部長の御挨拶
前任の加藤支部長の後を受けまして2025年春からその役を引き継ぐこととなりました木村 智でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私たち中央支部は建築士法で定められました「建築事務所」を会員とする法定団体である「一般社団法人 東京都建築士事務所協会」のうち、主に中央区を拠点として活動する会員で構成されています。同協会が目的とする「建築設計・工事監理等の業務の進歩、改善と建築事務所の健全な発展を図り、建築文化の向上を目指す」とともに中央区の都市づくり、街づくりへの貢献を通して地域社会から信頼される建築の専門集団としての活動を展開しています。
中央支部は昭和40年(1965年)に発足して、今年で60年を迎えることができました。
関係の皆さまの多大なお力添えをいただいたおかげとこの場をお借りしてお礼を申し上げます。現在の正会員は119事務所で、会員も徐々に増えてきています。これからも新しい仲間を創って活動増強を目指していきます。支部活動は技術情報交換、講演会や研修会、交流親睦会を通して、近年、複雑化、高度化している建築事務所の運営や設計監理業務に必要とされる情報や技術について会員同士が享受できるように、また広く、第一ブロック(千代田、港、新宿、中央)の4支部での情報交換による研鑽も行っているところです。支部役員は、経験豊富な26名(役員、相談役、顧問で構成)、事務局で運営し、5つの部会で具体的な活動を展開しています。メーカー等による協力会も23社が参集して、技術交流や情報交換の幅を広げることに貢献しています。
私たちは、建築事務所一社の活動では限られた成果達成も、支部の叡智を結集してサポートし、大きな成果を獲得できるような場を創りたいと考えています。そして未来の社会が何を求めているのか、その声を聞き取り、この要請に応えていくことが建築事務所に期待されている社会的ミッションであると思いますので、この主旨に賛同される方は是非ご一緒に活動していきましょう。
2025年5月
一般社団法人 東京都建築士事務所協会
中央支部 支部長 木村 智