今月のトップページ 早稲田大学37号館 早稲田アリーナ
建築主 :学校法人早稲田大学
基本設計 :株式会社山下設計一級建築士事務所
実施設計・:山下設計・清水建設設計共同企業体
監理
施工 :清水建設株式会社
所在地 :東京都新宿区
主要用途 :大学
構造 :SRC造、一部S造・RC造
階数 :地上4階/地下2階
敷地面積 :33,362.24㎡(キャンパス全体)
建築面積 :5,485.66㎡
延床面積 :14,028.37㎡
工事期間 :2016年2月〜2018年11月
撮影 :新建築社写真部
設計趣旨:
「早稲田大学37号館 早稲田アリーナ」は、早稲田大学戸山キャンパスに位置する最大収容人員6,000人の多機能型スポーツアリーナを中心とする複合施設である。今、世界ではSDGsに代表されるように、持続可能な開発目標の設定と、その実現に向けた方策の立案が求められている。大学を取り巻く環境もこれに近似した状況にあり、本計画では早稲田大学の未来に向けた理念を表出する新たなシンボルとしての建築のあり方を考えた。
特徴は建物の大半を地下に埋設し、その地表に「戸山の丘」と名付けた第二の大地ともいえる、地域・社会にも開かれた新たなパブリックスペースを設けた点にある。大学と地域をつなぎあわせると共に、平均土厚約1mの植栽基盤を持つ「戸山の丘」の自然環境が、地域の生態系強化やバイオフィリックデザインによるキャンパスの知的生産性向上、外部からの熱負荷低減や地中熱利用等によるZEB Ready達成など、多分野の課題解決に貢献している。(水越 英一郎、篠﨑 亮平、宮崎 俊亮)
特徴は建物の大半を地下に埋設し、その地表に「戸山の丘」と名付けた第二の大地ともいえる、地域・社会にも開かれた新たなパブリックスペースを設けた点にある。大学と地域をつなぎあわせると共に、平均土厚約1mの植栽基盤を持つ「戸山の丘」の自然環境が、地域の生態系強化やバイオフィリックデザインによるキャンパスの知的生産性向上、外部からの熱負荷低減や地中熱利用等によるZEB Ready達成など、多分野の課題解決に貢献している。(水越 英一郎、篠﨑 亮平、宮崎 俊亮)
水越英一郎(みずこし・えいいちろう)
山下設計 設計本部 ジェネラルアーキテクト
1970年 千葉県生まれ/1993年 早稲田大学理工学部建築学科卒業/1995年 早稲田大学大学院修士課程修了後、山下設計入社
山下設計 設計本部 ジェネラルアーキテクト
1970年 千葉県生まれ/1993年 早稲田大学理工学部建築学科卒業/1995年 早稲田大学大学院修士課程修了後、山下設計入社
篠﨑亮平(しのざき・りょうへい)
山下設計 デザインラボ チーフアーキテクト
1977年 埼玉県生まれ/2000年 早稲田大学理工学部建築学科卒業/2002年 早稲田大学大学院修士課程修了後、山下設計入社
山下設計 デザインラボ チーフアーキテクト
1977年 埼玉県生まれ/2000年 早稲田大学理工学部建築学科卒業/2002年 早稲田大学大学院修士課程修了後、山下設計入社
宮崎俊亮(みやざき・しゅんすけ)
清水建設 設計本部 教育・文化施設設計部 設計長
1979年 東京都生まれ/2002年 早稲田大学理工学部建築学科卒業/2004年 早稲田大学大学院修士課程修了後、清水建設入社
清水建設 設計本部 教育・文化施設設計部 設計長
1979年 東京都生まれ/2002年 早稲田大学理工学部建築学科卒業/2004年 早稲田大学大学院修士課程修了後、清水建設入社